型紙不要 レースの付けカフス
クロッシェ、ニードル、ボビン、シャトル。
そして、チュール、リボン、モチーフ。
なにやら脈絡がない単語のようですが、上記はすべて「レース」に関わる単語です。
二行目は美しいレースをつくる道具たち。三行目はレースの形状です。
レースは女子の憧れ。即ラブリーが完成する素敵な素材。
ええ、常にラブリー命ですよ、ラブリー上等、天上天下唯我ラブリー! ラブリー世露死苦!
ラブリーヤンキー(なんだソレ)として以前から攻めてみたかったアイテムのひとつが「付けカフス」です。
ただ、男性のワイシャツのような「カフス」(バニーガールが手首にしてるアレ)は、かなりハードルが高いと思っていました。
角をしっかり出すことが美しさの決め手だと思うのですが、ランチョンマットでもテーブルクロスでもカーテンでも、いまだカチッと角を出せたことがない私にはハイレベルすぎます。
でも作ってみたいなあと虎視眈々と狙っていて、今回、最適な素材を見つけました。
幅広チュールレース! これなら角いらず! ええ、もちろんダイソーですとも!
もうひとつ、制圧の機会を狙っていたのが「ボンド・グルーガン」。
勢力拡大のためには、そろそろ接着族をシバく必要があります。
そんなわけで、今回ついに「付けカフス」と「ボンド」に特攻かましたぜよ!←もはやラブリーの欠片もない
袖口にかぶせたり袖の下からチラ見せさせたり。さすがにこのていどの変化では「2WAY」は標榜しません。自ら定めた【新2WAY】の定義が崩れてしまうではないですか!
コットンパールをとめる「白いゴム」は使い捨てマスクから切り取りました。細さも伸びも質感も超最適、ラブリーエコってことでひとつ。
今回、大きな反省点がありました。手首に巻くと貼り合わせた上部のリボンが部分的に浮いてしまうのです。
いちばんきれいにくっついているのが左のカフスです。ちなみに、これだけボタンではなくスナップボタンでとめる仕様。シュッとして見た目はいいんですが、細いリボンに縫いつけるのはたいへんでした。
中→右→左の順にリボンは細くなっています。左・中の共通点はチュールを折りたたまずにリボンを接着しているところ。
推測するに「細いリボンでチュールを折りたたまずにリボンを接着する」とリボンの浮きをある程度防げるのかと。レースと接着族制圧ならず! 強敵でした。