梅干し覚え書き
5月になってスーパーでラッキョウの入荷が始まると、店に入った瞬間、あの爽やかな香りにテンション上がります。
テンション上がるのはラッキョウの次には梅が登場するから。
私にとってラッキョウは「梅干し来るぞ~!」のファンファーレなのです。
ラッキョウのスーッとくる香りに恍惚としつつ、「次はいよいよ梅ね! まずは小梅よ!」とアップを始めるのですが、コロナの影響か今年は小梅がほとんど出回っていませんでした……。寂しい。
偶然見かけた小梅はたった2袋だけで、時期的にもう入荷はないだろうと一気買い(って2袋ですが)したところ、本当にその後サッパリ入荷せず。いつの間にか大きい梅にスライドしてて、ああ、買っててよかった小梅ちゃん。
小梅の下処理は結構大変なので勢いでいくしかないと一気に済ませ、処理後は全部の小梅をいっぺんに漬けました。
下処理を省くとふっくらした仕上がりの小梅にならないので、結構がんばりました。
一方、大きい梅は下処理で仕上がりをどうこうできません、私の知識では。
なので黄色く熟すまで静かに待ちます。
熟さないうちに漬けてしまうとシワシワカチカチの梅になるので、熟度に応じて3回に分けて漬けました。
塩もみを終えた赤紫蘇も冷蔵庫で待機中。
赤紫蘇を加えると味によい意味でのえぐみが加わって深い味わいの梅になります。
でも、来年たっぷり梅が手に入ったら、久しぶりに赤紫蘇を加えない白梅を漬けたいものです。
白梅そのものも、その梅酢も、ライトな味わいでこれまたよいのです。