息子の変身グッズ
息子は2歳頃から恐竜が大好き。その流れで怪獣も大好き。好きすぎて絵本やおもちゃでは飽き足らず、もはや自分自身が恐竜や怪獣になりたいくらい好き。
幼稚園の頃は段ボールで変身グッズをつくりました。
ビーッと切ってベコベコ曲げてガーッとガムテ。擬音だけで説明できるご覧の通りのザックリしたつくり。でも、大喜びで段ボールがへたるまで遊び倒してました。
ちょっと前にとあるゲームのキャラに魅了された息子。
どうしてもそのキャラになりたいと。羽と尻尾が必要だと。自分は本気だと。
息子は「こんな感じ」と、羽と尻尾の型紙を作成。私のストック布からギラギラの金(なぜこんな布を買ったんだろう……)とゼブラ柄フェイクファー(なぜこんな布を買った……)をチョイスしてきました。どちらも激烈に縫いにくくてミシンの調子が心配になるほど(なぜこんな布を……)。
なんやかんやで完成し、100均で調達した耳付きカチューシャを着用したら憧れキャラが完成!
これがなんのキャラかというと……。キャラ名は上の画像でご確認願います。下手にテキスト入力して検索にひっかかってしまってはファンの方に申し訳ないので画像に埋め込んでみました。
幼稚園時代までは手編みのベストなど着てくれましたが、男の子は「脱ハンドメイド」が早いですよね。
久々に身につけるもの(といっていいはず)、しかも息子とのコラボということもあり、変身グッズ、楽しくつくれました。
ダイソーフェルトでロフトベッドのカーテン
去年、小学校入学を機に、子ども部屋の改造というか整理というか片付けに着手しました。小さいうちはほぼ物置だった子ども部屋……。クローゼットを使うくらいでオモチャや幼稚園の制作物をゴチャッと乱雑に置いたほぼ開かずの間状態……。
「えー、でも最近はリビング学習とか流行りだしー、まだ1人で眠れないしー、子ども部屋って使う?」とかなんとか言い訳を並べてスルーしていたのですが、「これではイカン! っていうかこのタイミングを逃したらずっと開かずの間のままだ!」と一念発起。
ゴチャッとしたモロモロを整理して、学習机とベッドを購入しました。
店舗も見て回ったのですが結局どちらも楽天で購入。今後も物がガンガンに増えることは容易に想像できたので、収納スペースのあるロフトベッドにしました。ロフトといってもそれほど高さがないところも決め手です。
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下の収納スペースを「秘密基地にしたい!」と子どもが言い出し、そのためには「壁がないと秘密基地じゃない! 丸見えダメ!」とのオーダーで、つくりました、ダイソーの90×60の大きいフェルトで壁、じゃなくてカーテンを。
手前の正方形部分は下まで縫い合わせていますが、奥は暖簾っぽくしてみました。
布で作ろうかとも思ったのですが、無地だと素っ気ない、かといってこれだけ幅があると柄合わせが難しい。大きな布は水通しもたいへんだし、それにそれに布でこのサイズはやっぱりそこそこのお値段になる……。
以前から「こんな大きなサイズ、どう使うんだろう」と気になっていたダイソーの90×60のフェルト。こんなときに使うんですね。ありがたい。画像で確認したら6色使ってるので総額は600円です。
あれから一年。着々と物が増え、ベッド下は単なる物置となり人が入る余地なし。秘密基地としては機能していません……。が、やっぱりカーテンあってよかった! 目隠しになってベッド下のゴチャゴチャはないことになってます。
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『スウィートベビーニット』雄鶏社
表紙に掲載されている「赤い縁取りのフードつきケープ」がどうしてもどうしても編みたくて、探しまくってやっとのことで購入できた本です。いまは亡き雄鶏社。
余談ですが、雄鶏社が消えたのは本当に寂しい。ちょっとマニアックなのに難易度はそれほど高くなくて、雄鶏社の本のおかげで手芸の世界が広がりました。もう届かないけど「ありがとう」。
さて。
「赤い縁取りのフードつきケープ」、もうウキウキで編みました。
ただでさえかぎ針が苦手なうえ0歳児を見ながらではハードルが高かったので、赤い縁取りは白のモコモコ糸に変更。「モコモコ糸の特性=仕上がりが早くてアラが目立たない」のありがたいこと!
首元に通す紐は鎖編みではなく、カッチリした質感のエビコードに。
そのエビコードで結んだだけでは前が段々と開いてきてしまうので、開き防止にかぎ針編みのくるみボタンをつけました。
すごく気に入ったデザインだったので、自分好みにちょこちょこカスタマイズするのも楽しかったです。
このケープ、対象は0〜18か月となっていますが、4歳過ぎまで着用していました。
0歳のときはエビコードを抱っこひもにひっかけて風よけに。ベビーカーでブランケット代わりにも使いました。
ケープはデザイン的に「ツンツルテン感」が出ることがないので、女の子なら小学校低学年までいけるのではないでしょうか。ピアノの発表会や結婚式など、ドレスの上に羽織ってもかわいいだろうなと思います。
男の子だとサイズの問題ではなくて、テイストが合わなくなって着なくなるという感じです。
裾から編み始めますが、縄編み部分はそのまま進行しながら、メリヤス部分の減らし目でシルエットをつくっていくところが、なんともドラマチック!
小さいだけに仕上がりも早く、とっても楽しく編めました。
ふわふわトーク帽風パッチン留め
なんだかんだ忙しいと手芸の時間がなかなかつくれないのですが、手芸から遠ざかっていると地味にフラストレーションがたまるのですよ、ふうう。
ササッとつくって達成感だけがほしい! そんなときサクッとつくれるヘアアクセはうってつけです。
ヘアアクセ作りのポリシー(というほどではないですが)は「材料は安く、難しい技法はナシ、早くできてラブリー」であること。
「ラブリー」はですね、人によって解釈はさまざまだと思うのですが、まあ、なんというか、実用性は無視するということです。普段使いというよりも、おめかし系。
そこで「トーク帽」ですよ。現実世界でかぶっている方に、未だ出会ったことがない「トーク帽」はラブリー決定、おめかし度マックス!
単に大きいだけで「トーク帽」っぽくはないかもしれませんが……。
なんとなく覚え書き的なものも。
『Romanian Point Lace』
手芸好きを自称していますが、実際につくっているよりも関連本やネットを眺めて妄想している時間のほうが圧倒的に長いです。そして、脳内ではさまざまな傑作ができあがっているのでした←作れよ
コツコツ集めた手芸本の感想を残していこうと思います。
◆『Romanian Point Lace』
もう二十年ほど前だと思いますが、『毛糸だま』(日本ヴォーグ社)で初めてルーマニアンレース(この表記でした)を知りました。ほかに「ルーマニアンマクラメレース」という表記もあるようです。
繊細で軽やかなレースしか知らなかった私にとって、ルーマニアンレースは衝撃としかいいようがありませんでした。
ルーマニアンレースの重厚感。力強さと優美なたおやかさをもあわせもつ独特の表情に、瞬時に魅了されました。
大雑把に説明すると「かぎ針編み」と「ニードルレース」の技法を用いてつくられるレースです。
図案が描かれた布にかぎ針で編んだブレードをとめつけ、すき間をさまざまなステッチで埋めていき、最後に布からとりはずして完成。
工程は「バテンレース」と同じですが、仕上がりの印象は大きく異なります。バテンレースはフラットで軽快な仕上がり。一方、ルーマニアンレースは立体感に富んでいます。
本文はすべて英語。
ニードルレースの手法は図解だけでスムーズに理解できます。
が、かぎ針編みのブレードの説明はガンガンググっていかないと難しいです。
日本のように「編み図」ではなく「文章」で編み方を説明しているのですよ。
たとえば「Start with two chain,three double(single)crochet into first chain made.」という風に。
ググりつつ、仕上がり写真と見比べつつ、文章を解読していく必要があります。
魅力的なレースですが、なぜか本はあまり出版されていないようです。
でも、ときどきハンドメイド雑誌で紹介されたり、専門の講座もあったりするところを見ると、しっかりファンがいるんだなとうれしくなります。
- 作者: Angela Thompson,Kathleen Waller
- 出版社/メーカー: B T Batsford Ltd
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: ハードカバー
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