natonac’s blog

『東広島市立西条小学校 入学準備応援〈非公認〉book』配布のために立ち上げたブログです(カテゴリー「入学準備応援book」からご覧いただけます)。お役立ていただけると幸いです。 せっかくなので西条のお酒、100均ハンドメイド、手芸本、日々のことなどなど、いろいろ書いていきたいと思います。bookやブログへのご意見・お問い合わせはこちらまで→natonac1123@gmail.com

型紙不要 レースの付けカフス

ルーマニアアイリッシュ、ベルギー、イタリア。
クロッシェ、ニードル、ボビン、シャトル
そして、チュール、リボン、モチーフ。
 
なにやら脈絡がない単語のようですが、上記はすべて「レース」に関わる単語です。
一行目でピンときた方は、かなりのマニア。いずれもレースの産地です。ルーマニアンレース このブログでも書籍を紹介しています。
二行目は美しいレースをつくる道具たち。三行目はレースの形状です。
 
レースは女子の憧れ。即ラブリーが完成する素敵な素材。
ええ、常にラブリー命ですよ、ラブリー上等、天上天下唯我ラブリー! ラブリー世露死苦!
 
ラブリーヤンキー(なんだソレ)として以前から攻めてみたかったアイテムのひとつが「付けカフス」です。
ただ、男性のワイシャツのような「カフス」(バニーガールが手首にしてるアレ)は、かなりハードルが高いと思っていました。
角をしっかり出すことが美しさの決め手だと思うのですが、ランチョンマットでもテーブルクロスでもカーテンでも、いまだカチッと角を出せたことがない私にはハイレベルすぎます。
でも作ってみたいなあと虎視眈々と狙っていて、今回、最適な素材を見つけました。
幅広チュールレース! これなら角いらず! ええ、もちろんダイソーですとも!
 
もうひとつ、制圧の機会を狙っていたのが「ボンド・グルーガン」。
勢力拡大のためには、そろそろ接着族をシバく必要があります。
そんなわけで、今回ついに「付けカフス」と「ボンド」に特攻かましたぜよ!←もはやラブリーの欠片もない

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ちっす鹿先輩! 今日もマブイっすね!

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モデルは身長128cm。手首周りに余裕あり。
袖口にかぶせたり袖の下からチラ見せさせたり。さすがにこのていどの変化では「2WAY」は標榜しません。自ら定めた【新2WAY】の定義が崩れてしまうではないですか!
コットンパールをとめる「白いゴム」は使い捨てマスクから切り取りました。細さも伸びも質感も超最適、ラブリーエコってことでひとつ。
今回、大きな反省点がありました。手首に巻くと貼り合わせた上部のリボンが部分的に浮いてしまうのです。

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左と中が試作品。右が今回のカフス。▲で示したところがとくに浮きが目立つ部分です。
いちばんきれいにくっついているのが左のカフスです。ちなみに、これだけボタンではなくスナップボタンでとめる仕様。シュッとして見た目はいいんですが、細いリボンに縫いつけるのはたいへんでした。
中→右→左の順にリボンは細くなっています。左・中の共通点はチュールを折りたたまずにリボンを接着しているところ。
推測するに「細いリボンでチュールを折りたたまずにリボンを接着する」とリボンの浮きをある程度防げるのかと。レースと接着族制圧ならず! 強敵でした。

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改良の余地がありますが、現時点での記録ということで。



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『東広島市立西条小学校 入学準備応援〈非公認〉book』〜フィナーレ(たぶん)

このテーマも三回目となりましたが、おそらく今回がフィナーレの予感。

 一回目はこちらです。『応援book』の閲覧ダウンロードもこちらでお願いします。

natonac.hatenablog.com

 二回目は8月26日でMom Oさんデザインのフライヤー紹介でした。そのときのデータをネット入稿し(便利な世の中だ!)刷ってもらいました。

A4に2枚レイアウトして、できあがったら真ん中を裁断する仕様です。
最小単位100枚で注文したので、結果的にA5サイズ200枚のフライヤーが完成しました。

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裁断して200枚完成。はっ! 西条小学校の新入生、200人はいないわ。てへっ。
昨日今日と、突撃(単なるアポなしです、すみません)でフライヤーの設置をお願いしてきました。
いくつかの保育園や幼稚園のほか、ショップさんにもご協力していただき本当にありがとうございます。
市役所では取り扱いできないとのことだったのですが、とても丁寧に対応してくださって恐縮しました。
 
この猛烈な残暑のなか「礼儀上ジャケットよね」と激暑ファッションで、さらにはこういうアポナシ突撃初体験の小心者は緊張激しく、信じられないくらい顔汗ダラダラで、突撃受けた皆さんは「なに、このズブヌレの女……」と、たいそう驚かれたと思います。いまさらお詫びもなんですが、すみません。ズブヌレなうえに不躾な申し出にもかかわらず話を聞いてくださってありがとうございました。
皆様、本当に本当にフライヤーを配布してくださったようで(感涙)、おかげさまで昨日今日と多くの方にブログを訪問していただけました。
 
書籍の編集制作に携わって20年以上。「文章で伝える」という点は書籍も今回の『応援book』も同じですが、今までにない経験ができました。
制作物を置いてもらう交渉なんて書籍ではまったく経験したことありません。出版社の営業や書店の方のご苦労を、ほんのちょっと理解できたような気がします。
 
出版社では「どこで何冊売れた」と書籍の売れ行きデータを細かくチェックできるそうです。だから「読者」という存在を常に意識することになるのでしょうが、下請けである私はそのデータを閲覧できません。制作時にあれほど意識していた「読者」という存在が校了すると消えてしまいます。
一方、『応援book』はというと、ブログで記事をアップしたり、フライヤーを配布したりというアクションに対して、アクセス数の伸びという反応がリアルタイムではっきりとあらわれ、それはそれはドキドキしました。書籍よりも「読んでもらっている感じ=読者の存在」を強く実感できました。
 
てなことを書いていたら、先ほど仕事関係者から「7月に発売した本が重版かかった」との連絡が!
「ああ、ここにも読者がいたのだ、確かにいたのだ」と喜びを噛みしめています。

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やっと梅干し

昨日はお日様がしっかり出てて湿度も低くて、ホント気持ちのいいお天気でした。

ここしばらくずっと天気予報をチェックしていて、土曜日のお天気には期待していたのですが期待以上でした。お日様ありがとう🌞

なぜお天気をこんなに気にしていたのかというと、これです↓

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日陰者として塩漬けにされた身から晴れてお天道様の下へ。やっと日の目を見たよ!

梅を漬けはじめて十年以上。たいていお盆前後には天日干しを終えて「梅仕事完了!」だったのですが、今年はなんだかんだあってかなり遅くなってしまいました。八月中には干したかったので、昨日のお天気はホントありがたかったです。

手前のザルは大きい梅、奥は小梅ちゃん。大きい梅の左側は赤紫蘇の色がしっかりついてますが右側は微妙な色加減。同じ瓶で漬けたんですけどね。

梅を漬けてしばらくしたら赤紫蘇が出回ります。塩もみした赤紫蘇を加えることで梅に色と風味をつけることができます。

今回、瓶に梅をギュウギュウに詰めすぎてしまい、どれくらいギュウギュウかというと梅をちょいとよけて赤紫蘇を下に押し込もうにもビクともしないくらいのギュウギュウ詰めで、結果的に赤紫蘇は漬けた梅の上にのせるしかなく、それで上にいた梅だけが赤紫蘇カラーになったのでした。

ええ、梅を漬けて十年以上のキャリアは伊達ですよ、なんも身についてませんよ。

来年は瓶をケチらずにゆったり漬けようと思います。覚えていれば。

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『東広島市立西条小学校 入学準備応援〈非公認〉book』〜フライヤーできました

8月15日に『東広島市立西条小学校 入学準備応援〈非公認〉book』のお知らせをしました。この度、こちらのフライヤーが完成したので、ちょこっとご報告。

 

全内容をご確認いただけるように目次ページを載せています。また、サクッとアクセスしていただけるようにQRコードもつけました。

シレッと書いてますが、私は今回の作業でやっとやっとQRコードを使えるようになりました💦 昭和生まれだからさ! 令和の最先端技術に追いつけなくても仕方ないよ!←平成からありますね、そうですね。

このブログでお知らせするだけで、かなりひっそりとした活動だったのですが、夏休み明けには何カ所か掲示をお願いしに伺おうかと思っています。

さて。今回も素敵なデザインに仕上げてくれたMom Oさん✨️ お世話になりました。ホントにいろいろありがとう! がんばって配布します!

 

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『東広島市立西条小学校 入学準備応援〈非公認〉book』

『入学準備応援〈非公認〉book』の制作が、このブログを立ち上げるきっかけとなりました。

いろいろなアドバイスをしてくれた先輩ママさんへの感謝をこめて、関連情報をまとめた小冊子です。お役立ていただけると幸いです。

小学校入学という一大イベント、ぜひ準備から楽しんでくださいね。

最後に。プロのデザインテクニックを駆使して、読みやすく楽しげな紙面に仕上げてくれたMom Oさん、ありがとう!

 

※こちらは1ページずつご覧いただけるバージョン。スマホの方におすすめ。

 

 

※こちらは見開きバージョン。プリントアウトならこちらをどうぞ。

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「福美人 大吟醸 精米歩合40%」

西条の酒蔵のなかで、私にとって福美人は「飛び道具」です。

もちろん賞賛の意をこめて。

いままで飲んだ福美人の銘柄はどれもフックが効いていて、「あ〜福美人だ」と気持ちよくやられてしまうのです。

このお酒もそう。

最初は「甘い!」の一言。食後のデザートかと思うほどの甘み。

でも、段々と時間がたつうちに甘みが消えていくのです。

 

日本酒ならではのえぐみというか渋みというか、好ましい荒々しさが立ち上がってきます。

最初の一口の「スイーツ」な印象から大きくかけ離れた男前な表情に引っ張られて、おちょこ三杯目には、「よっしゃ、リセット。ここから本腰いれて飲み始め」と、ビシッと向き合う気分になるお酒です。

 

さて。

私はバーボンのターキーが大好きで、大昔に通っていたバーでは毎回「ターキー8年ダブルでロック」を飲んでいました。

なんとなく常連っぽく扱っていただけるようになった頃、マスターから「味が変わるんですよ、ぜひ飲んでください、ごちそうしますから」とお味見させていただいたのが「ターキー12年」。

この文章を書いているときにググってみたら12年は販売終了のようで、現在は13年が販売されているとのこと。

はああ、いつの間に……。思い出のターキー12年が消えるなんて……。

なんとも隔世の感があります、年をとるわけだわ。

とりあえず、ターキー13年、そのうちチャレンジしなくては。

 

閑話休題

8年に比べてちょっと高いんですよね、ターキー12年。

ターキーライは飲んだことあったのですが、12年に手を出したことはありませんでした。

マスター一押しの12年をロックでいただいたのですが、最初の一口は「普通の8年もののターキー」。

まったくちがいがワカラン。

それが、二口目、三口目と、時間がたち、氷がとけ、グラスの琥珀が淡く落ち着く頃、がらりと甘くまろやかなお酒に変わったのでした。

そう、本当に唐突に。

バーボンの荒々しさ。舌先、そして喉元から胃袋にかけて、その通過点が焼けるようにヒリヒリするあの刺激が好きなのですが、12年はバーボンらしい荒々しさと、突然出現するまろやかな甘さの両方が楽しめました。

 

そんなターキー12年ものの味の変化を思い出した、「福美人 大吟醸 精米歩合40%」でした。

大吟醸」の文言から想起される「上品できれいにまとまった味」のつもりで呑むと、気持ちいいほどに裏切ってくれるお酒です。

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変身する酒。甘さからの豹変ぶりが素敵。

 

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